本の虫のススメ 本の虫のススメ
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本を偏愛する生物学者の椿と書店員のさとぅ(のりこ)がお届けする、読書にまつわるあれやこれやを縦横無尽にしゃべりまくるインターネットラジオ、通称「本むス」です。
本好きの方もそうでない方も、本好き二人のゆるいトークをお楽しみください。
番組で紹介した本はTwitterで紹介しています。
Twitter→@honnomushi_ssm
#本むス でぜひ感想をつぶやいてください!
お便り、感想などはこちら
→https://onl.tw/2yxZgaC
→hon.no.mushi.no.susume@gmail.com
椿が書いた本→
「カイメン すてきなスカスカ」
https://onl.bz/LYaGVhd
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Ep.66 90年代のおもちゃと小説を、いま楽しむ
90年代のあの有名なおもちゃを最近になってつばきが購入。すさまじい進化を遂げています。前半はその進化について、後半は90年代の小説のリライト版の魅力についてさとぅが語っています。
【紹介した本】
・よしもとばなな「ひとかげ」幻冬舎文庫
【紹介したおもちゃ】
バンダイ たまごっち Uni
【よりぬき】
・進化がすごい!90年代のおもちゃ
・最近のたまごっちにはWi-Fi機能も搭載
・90年代はなんでも透けていた
・よしもとばななさんのリライト小説 -
Ep.65 益田ミリさん、この2冊!/お便りもご紹介
イラストレーターでもある漫画家、益田ミリさんの読後感が対照的な二冊をご紹介。後半ではお便りもご紹介!お便りではなんと、さとぅーとつばきにおすすめの本をそれぞれ選書していただきました。
【紹介した本】
・益田ミリ「スナック キズツキ」マガジンハウス
・益田ミリ「ツユクサナツコの一生」新潮社
【よりぬき】
・傷ついた人が集うスナックキズツキ
・本物の悪者なんてそうそういない
・作中作との二重構成
・お便りご紹介、さとぅとつばきにおすすめの本! -
Ep.64 フィフティピープルについて語りつくす
今回はネタバレありの、『フィフティ・ピープル』読書感想会!読んでから聞いていただけたらより楽しめるかも。一緒に『フィフティ・ピープル』について語り合っているような気持ちで聞いていただけたら嬉しいです。
【紹介した本】
・チョン・セラン「フィフティ・ピープル」斎藤真理子訳 亜紀書房・済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」左右社・宇佐見 りん「推し、燃ゆ 」河出文庫
【よりぬき】
・伏線回収のすごみ・韓国文化を知ることができる・最初からクライマックス・人物に立体感がある・翻訳もすばらしい -
Ep.63 あなたの推し出版社はどこ?
本好き同士ならきっと盛り上がる、出版社談義。
「星の王子さま」は岩波、新潮、角川、講談社と多くの出版社から出ていることを知ったり、今回もワイワイ楽しくおしゃべりしています。
二人とも好きな出版社はけっこうかぶっていましたが、あなたの推し出版社はどこですか?
来週はチョン・セラン『フィフティ・ピープル』の読書感想会(ネタバレあり)です!
【紹介した本】
・星野修 「海の寄生・共生生物図鑑」築地書館
・湯本豪一「YOKAI 妖怪」パイインターナショナル
・カール・ヘラップ「アルツハイマー病研究、失敗の構造」梶山あゆみ訳 みすず書房
・ヴィクトール・E・フランクル「夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録」 霜山徳爾訳 みすず書房
【よりぬき】
・推し出版社ってある?
・海や自然に強い築地書館
・ちくま、新潮社の文芸書への信頼感
・翻訳なら河出書房新社、ハヤカワ、東京創元社
・美しい印刷でコスパも抜群!パイインターナショナル、グラフィック社
・二人とも大好き、みすず書房と白水社 -
Ep.62 「標本画家」という仕事/古典の読み方も自由でいい
今回は、標本画家の作品・解説集について熱くトーク。精巧な写真が撮れる現代において、絵で標本を描くことの意義とは?後半はお便りむスむスのコーナー!源氏物語の読み方について新たな視点をもらったという話をします。再来週は『フィフティ・ピープル』の読書感想会をするよ!ぜひこの機に読んでいただき、感想を分かち合えたらうれしいです。
【紹介した本】
・川島 逸郎「虫を観る、虫を描く 標本画家 川島逸郎の仕事」グラフィック社・チョン・セラン「フィフティ・ピープル」斎藤真理子訳 亜紀書房
【よりぬき】
・標本画家という仕事・写真と絵の役割の違い・源氏物語の読み方は自由でいい・2週間後に本のネタバレ会やるよ! -
Ep.61 コンクールをめぐる人間模様を描いた本、この世を呪い倒す本
今回はコンクールをテーマにした恩田陸さんの著作2冊をご紹介。本屋大賞も受賞した有名な「蜜蜂と遠雷」ですが、意外と正確なタイトルを言える人は少なくて......?そこから、つばきがどうしても正確なタイトルを覚えられない本の話に。絶望の仕方も人それぞれだと知る本もご紹介。
【紹介した本】
・恩田陸「チョコレートコスモス」角川文庫
・恩田陸「蜜蜂と遠雷」幻冬社
・E・M・シオラン「生誕の災厄」出口 裕弘 (訳) 紀伊国屋書店
【よりぬき】
・コンクールをめぐる人間模様
・天才の苦悩、凡人の苦悩
・惜しい!正確な書名を覚えるのは意外と難しい
・この世に呪詛を吐きまくるシオラン
・突き抜けた呪詛はむしろ心地よい