サンデーマンガ倶楽部 Sunday Manga Club 翻訳家とマンガ編集者とデザイナーと司書の4人
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出版界の片隅にいる4人が、マンガについてゆるーく語っていく番組です。【毎週日曜日更新】
海外マンガの翻訳をしている原、マンガ編集者のハヤシ、デザイナーのタダ、司書のみさきでお送りします。
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Ep.185『パリ愛してるぜ~』じゃんぽ~る西!guest鈴木賢三
君は本当のフランスを知っているか!? 仏語翻訳者である原さんと鈴木さんのパリで“くらわされた”体験記も必聴です。
【推薦作品あらすじ】
パリで暮らす漫画男子の愉悦と憂鬱を描く、まったく新しい男目線のパリエッセイ。――なぜ日本人にはビズ(頬を寄せ合うフランス人のあいさつ)が難しいのか。なぜパリの寿司屋には「砂糖入り醤油」が置いてあるのか。なぜパリの女性はキレやすいのか。マドモワゼル(お嬢さん)と呼んだらと失礼と聞いてマダムと呼んでも怒られる(嗚呼)。パリでは警官が職務質問中に相手の女性をナンパするって本当なのか。なぜパリ人は窓から部屋の中が丸見えでも気にしないのか。パリではモー娘。はロリコンなのか。なぜパリのオタクはおにぎりに憧れるのか。う○こ漫画を描いている美人パリジェンヌに恋をするとどうなるのか。パリの漫画家、同人誌、オタクたちの話もたっぷり読めます!!! -
Ep.184『あっかんべェ一休』坂口尚を語ろう!guest鈴木賢三
翻訳家・ライターの鈴木賢三さんをゲストにお迎えして、青騎士コミックスで復刊した『あっかんべェ一休』を取り上げます! とんでもない大作でした……!!
【推薦作あらすじ】
とんち、破戒、悟り。ただひたすらに懸命に生きる一休宗純、その一生。とんちで知られる一休宗純。その人生は波乱にみちたものであった。将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間のなかで、どのように生き、そして死ぬのかを考えるきっかけとなる傑作。アングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞し、世界からの評価が高まる坂口尚。その遺作となる本作は、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した幻の作品。 -
Ep.183『バルディッシュ・ホテル』キューライスを語ろう!
クンクン……CN(カートゥーン ネットワーク)の匂いがするッ!!
【推薦作あらすじ】
『ネコノヒー』『スキウサギ』のキューライス、最新刊!
なぜかワケありのお客さんばかりがやってくる不思議なホテル「バルディッシュ・ホテル」。
そこで巻き起こるハプニングや出会いと別れ、垣間見える人間模様をポップでシュールに描く1冊。 -
Ep.182『日本の月はまるく見える』史セツキを語ろう!
中国で“外国の月がまるい”という言葉は、自分の国より他国が優れていると思う人を揶揄するときに使うそうです。
余談ですが、ep68ぶりにハヤシ・原・タダの3人でお届けします。
【推薦作あらすじ】
母国・中国では規制のため、自由にBL漫画が描けず悶々としていた、漫画家の卵・夢言。
日本の雑誌で好きなBLを思う存分描きたい! そんな思いを強くした矢先、夢言にお見合い話が舞い込んだ。相手は、同級生だった致遠。彼には中学生の頃、自分のBL漫画を否定されたことがあり、いま一番会いたくない相手だった…。
中国と日本、文化も慣習も違う2つの国を行き来しながら、自分の夢を叶えようと奮闘する中国人女性の葛藤と冒険を描く第1巻! -
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Ep.180『私のジャンルに「神」がいます』真田つづるを語ろう!
女同人あるあるがわかりすぎるハヤシとみさきに対して、原とタダの反応やいかに――!?
そして最後に衝撃のお知らせがあります。お聞き逃しなく!
お知らせ:音源にミスがありましたので4/23に差し替えを行いました
【推薦作品あらすじ】
憧憬、羨望、執着、嫉妬、愛…同人活動をする者達のほぼ全てがここにある類まれなる文章力で二次創作界に燦然と輝く天才字書き・綾城(あやしろ)。同ジャンルの者達はその作品に焦がれ、打ちひしがれ、彼女に馴れ馴れしくリプを飛ばす「おけけパワー中島」への憎悪をくすぶらせていくのであった……。天才字書きをめぐる創作者たちの葛藤を綴った連作。
Customer Reviews
とてもバランスが良く聴きやすい。
職種や、性別、年齢の違う四人が織りなす会話はとてもinsightfulで興味深いし、皆想いやりがあるので聴き心地がいいです。私は海外に住んでいるので、こういったコアな作品を紹介してくれるの、とても嬉しいです。