ザ・ロンゲスト・ウイーク/The Longest Week

40歳にしながら、ようやく成人としての自覚が芽生えるコンラッド・バルモン(ジェイソン・ベイトマン)。過保護に育てられた彼はバルモン・ホテルの跡取り息子であり、特に職には就いていない。ある日、両親の突然の離婚により金銭的支援を断ち切られ、彼はニューヨークの街に放り出される。幸い、長年の友人であるディラン(ビリー・クラダップ)が泊めてくれることになるが、コンラッドはディランの彼女ベアトリス(オリヴィア・ワイルド)に出会い、その瞬間、恋に落ちてしまう。一文無しだという事実を隠したままベアトリスに近づくコンラッド。一方、ディランはコンラッドをジョスリン(ジェニー・スレイト)とくっつけようと計画する。 いずれはバレるであろう“ウソの芝居”を続けるコンラッドだが、負い目ばかりが増すことに気がつく。ようやく現実に目を向ける彼は、すべてを失ったことで自分自身の本質を見いだすことができるだろうか?