ウォルト・ディズニーの約束
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誰もが知り数々の名作を作り続けたウォルト・ディズニー。彼は1940年代はじめ、娘ダイアンが好きだという物語を読み、必ず映画化することを娘に約束する。その物語は映画「メリー・ポピンズ」として完成へむけ歩み始めるが、ウォルトが原作者のP・L・トラヴァースへアプローチするも20年間何度も断られ続け一向に進展していなかった。しかし、1961年トラヴァースはウォルト本人から映画化に向けたアイデアを聞くため、ついにロサンゼルスのハリウッドにやって来る。ウォルトはスタジオにトラヴァースを招き、想像力あふれる絵コンテやシャーマン兄弟の手がけた軽快な音楽を披露し、神経質で気むずかし屋の彼女の心をつかもうと努力する。ところが彼女はいまだ映画化に乗り気ではなく、製作陣が提案する脚本やアイデアを彼女は何もかもが気に入らない様子でダメ出しを続けるのであった。ウォルトは日に日に頑なさを増していくトラヴァースの心をつかもうとするが、遂に映画化を断り住まいのあるイギリスへ帰ってしまう。なぜそこまで頑なに彼女は「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのか?彼女は何を隠しているのか?原作の物語に幼い頃の思い出を込めたトラヴァースと、映画化実現へ情熱を注ぐウォルト、名作「メリー・ポピンズ」の映画製作に隠された実話をトム・ハンクス、エマ・トンプソンらアカデミー賞スターで描く感動の物語。
出演 エマ・トンプソン、トム・ハンクス、コリン・ファレル
監督 ジョン・リー・ハンコック