ひまわりと子犬の７日間

命の期限は７日間。2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話――― ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。母犬は近寄る人間すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。一匹でも多くの犬を助けるため、日々、里親探しに奔走する職員の神崎彰司（堺雅人）は、命がけでわが子を守る母犬と出会い、その小さな命を守ろうと決意する。母子犬たちに残された収容期間はわずか７日間。もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬は「ひまわり」と名づけられ、彰司はひまわりの里親探しに奮闘するが、その願いもむなしく、母子犬の命の期限は刻一刻と近づいていた・・・。