競馬の裏事情 疑惑の裁定史 競馬の裏事情 疑惑の裁定史

競馬の裏事情 疑惑の裁定‪史‬

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発行者による作品情報

八百長、誤審、隠蔽……

闇に葬られてきた疑惑の裁定の真実を暴く!


【内容】

◆競馬は影の部分がおもしろい――まえがきに代えて

第一章 八百長事件に潜む闇

◆ギャンブルの裏側

◆水一杯で能力が激減

◆ヤクザの親分にそそのかされる

◆明るみに出た八百長事件

◆大本命の競走中止で大混乱に

◆レースを捨てた騎手にファンが暴動を起こした

◆やましい人間は過剰に反応する

◆日本中央競馬会の信頼を失墜させた事件

◆戦後最大の八百長

◆競馬の素人が記事を書いた

◆動機は善意だった

◆疑わしきは罰せられる

◆「華麗なる一族」との闇取引

◆異例のレース直後の記者会見記者

◆大崎昭一の八百長疑惑

◆保安部の「ノルマ主義」の犠牲になった

第二章 ノミ屋が中央競馬会を席巻した

◆「豪商」の構図

◆ノミ行為が認められていた時期があった

◆JRAの放漫経営が招いた危機

◆真剣勝負のブックメーカーのオッズ

◆投票の多様化とともに存在価値を下げた

◆五分遅れのカラクリ

◆億単位の儲けで豪遊

◆ノミ稼業の帝王

◆帝王の大勝負

第三章 疑惑の裁定

◆人為的なミスで巨額損失

◆確定するまで馬券を捨ててはいけない理由

◆掲示板の表示にファンが騒然

◆闇に葬られた判定写真

◆一着賞金を差し出して詫び入れ

◆地に墜ちたJRAの信用を取り戻した

◆審議と関係のない馬が失格処分

◆ゴール板を間違えて二着敗退


【「まえがき」より抜粋】

「歴史は史実を多く知っているからと言って書けるものではない。集めた史料を整理し、駆使するには、史観というものがぜひとも必要だ」

たとえ競馬、六〇年の歴史とはいえ、私にもそれが必要かと思う。私の競馬に対する史観は、競馬とは馬の競走を通して、人間社会が持っている善悪、正数と負数、表と裏、ピンからキリまでが、全部出た象徴の世界だ、ということだ。とくに裏、陰の部分がおもしろい。人間の本性が出ているからである。


【著者略歴】

渡辺敬一郎(わたなべ・けいいちろう)

1936年、千葉県に生まれる。早稲田大学文学部中退。競馬評論家・大川慶次郎氏に師事し、競馬専門誌「ダービーニュース」編集長を務める。1966年に退社し、執筆活動を開始。

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2013年
7月1日
言語
JA
日本語
ページ数
77
ページ
発行者
CLAP
販売元
JUMPEI TAKEDA
サイズ
763.5
KB

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