中小企業経営者が海外進出を考え始めた時に読む本
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発行者による作品情報
年々「海外進出をしよう」と決める中小企業は増えていますが、一方で「準備は何をすべきか」を正しく決められる企業はごくわずかしかありません。
なんとなく決めてしまった進出先に、消去法で選んだ社員を送り、直感で選んだ代理店に丸投げしてしまう。
そして数年と経たず撤退が決まり、視察と称した海外旅行を楽しんだだけで終わってしまう。
こんな冗談みたいな海外進出の失敗は、数え切れないほど目にするのです。
本書は国外に在住しながら多数の企業の進出や投資をコンサルティングしてきた著者が、統計データの分析と豊富な経験を一冊にまとめ上げた海外進出のガイドブックです。
「進出の計画はどう立てればいいか」といった準備から、「現地スタッフの採用を失敗しないためには」といったテクニックまで。
初めての海外進出で必ずと言っていいほど遭遇する問題の解決法方を、一つ一つ丁寧に解説していきます。
【目次】
序章なぜ海外進出について考えるのか?
1.日本市場の将来性への不安とグローバルな販売機会のシフト
2.日本企業の海外進出状況
第一章海外進出のよくあるパターン、なぜうまくいかないか?
1.海外進出、形から入っていませんか?
2.海外進出したのはいいけれど、そんな体制で勝負できますか?
3.事業計画の策定自体が目的化していませんか?
第二章失敗しないわけがない。「失敗してもしょうがない」が海外進出の基本姿勢
1.「成功マニュアル」を探すのをやめよう
2.失敗を前提とした事業計画の立て方は?
3.海外進出はベンチャーキャピタルのつもりで
第三章「ベンチャーキャピタル的」なアプローチが海外進出の正しいスタンス
1.複数の進出先候補に少額で投資し、ポートフォリオ的に管理
2.起業家精神旺盛な担当者を各地域で任命
3.本社はあくまでサポートの位置づけ