1990年代J-Popシーンを象徴するシンガーの一人である華原朋美。1974年、東京に生まれ千葉で育った彼女は、小室哲哉に歌手としての才能を見いだされ、1995年にデビュー。「I BELIEVE」（1995年）、「I'm proud」（1996年）が立て続けにミリオンセラーとなった。華原朋美はプロデューサー小室哲哉の隣でダイヤモンドのようなきらめきを放ち、そのシンデレラストーリーに日本中が魅了された。小室哲哉のプロデュースを離れてからはテレビ番組の企画で全米デビューを目指し、ボーカルスキルを劇的に向上させるなどドラマチックなストーリーを更新する。2000年代はミュージカルの舞台にも立ち活動の場を広げた。2014年には2作のカバーアルバムをヒットさせ、デビュー20周年を迎えた2015年には、16年ぶりに小室哲哉が作詞作曲したシングル「はじまりのうたが聴こえる」を発表したことも話題となった。デビュー当時から変わることのない天真爛漫なキャラクターが、多くのファンに愛されている。