昼間は弁護士として働き、夜はバーでピアノの弾き語りをしていたアンドレア・ボチェッリは、ルチアーノ・パヴァロッティとズッケロに見出されて1994年にデビュー。その数年後、クラシックとポピュラーが融合したような楽曲"Con te partiro"を歌った。英語版の"タイム・トゥ・セイ・グッバイ"が瞬く間に世界中でヒットしたことは、説明するまでもないだろう。同曲を収録し、1997年にリリースされた本作は、彼の世界デビューを印象づける記念碑的アルバムとなった。他にも、イタリア本国でのデビューアルバムとセカンドアルバムから厳選された、力強い感動的なナンバーが数多く収録されている。全編を通して聴くと、いかに彼が本質的に人々を魅了する歌い手であったか納得できる作品に仕上がっている。
その他のバージョン
- 2013年
- 1996年
- 2008年
- 2006年
- Paul Potts
- ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 & デビッド・パリィ
- Eros Ramazzotti
- スティーヴ・アンダーソン
- Sarah Brightman & The London Symphony Orchestra
- サラ・ブライトマン
- 坂本龍一