志村正彦がかねてから関心を持っていた、若さや時間の経過というテーマ性を持つメジャーでの3作目。先行シングルとしてリリースされ、夏の終わりの花火の情景と共に揺れる心を描いた"若者のすべて"や、過ぎ去っていく青春時代への思いが込められた"記念写真"などに、このバンド特有の日本的な叙情性がよりヴィヴィッドな形で表現されている。風変わりでサイケな匂いが漂う"Surfer King"や"パッション・フルーツ"などバラエティ豊かな表現力から、前作から2年2か月というインターバルの間にサウンド面での発展があったのは明らか。セールス的に大きな成果を残したわけではないが、彼らを語る上では絶対に欠かせない、2008年発表の重要作。
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