リアーナの伸びやかな歌声によるフレッシュな魅力が堪能できる、2005年リリースのデビューアルバム。この年を代表するサマーヒットになったデビューシングル「Pon De Replay」に象徴されるように、ダンスホールレゲエやカリビアンミュージックの要素をとり入れたポップかつダンサブルなサウンドを巧みに乗りこなす。太陽の光が降り注ぐカリブ海の島国として知られるバルバドス出身のリアーナは、プロデューサーのエヴァン・ロジャースにその才能を見出されて渡米し、16歳でDef Jamと契約を締結。本作は、ジェイ・Zの全面バックアップの下で、エヴァン・ロジャースとCarl Sturkenのコンビに加えてTrackmastersのPoke & Toneらをプロデューサーに迎えて制作された。ヴァイブス・カーテルやカーディナル・オフィシャルといったゲストとの共演も聴き応え十分。“太陽の音楽”というタイトル通り、ポジティブなエネルギーに満ちたホットな仕上がりのアルバムだ。