それぞれのソロ活動をはさみ、前作「夕風ブレンド」からは約3年ぶりのリリースとなった4枚目のアルバムは、これまでのイメージを覆すような新しいスキマスイッチを提示した。ソウルフルでファンキーな"双星プロローグ"で派手な幕開けを飾ると、アイリッシュ調のアレンジや、打ち込みのデジタルサウンド、さらにスキマ流カントリーミュージックともいうべき楽曲まで次から次へと驚きの展開を見せていく。メロディメーカーとしての核を貫きながら、スキマスイッチのポップミュージックの枠を広げることに成功した、挑戦的ながらも完成度の高いアルバム。