音を巡って時空を旅してきた彼の精神世界地図に、アンビエントミュージックの新たな境地が加わったことが実感できる15作目のソロアルバム。心地良い音の快楽の裏でどこまでも沈み込むこのダークな感覚は、デヴィッド・リンチの映画にも似ている。出色の出来は、矢野顕子とのデュオヴォーカルよる"HONEY MOON"のセルフカバーに立ち込めるスピリチュアルな空気感や、"AIWOIWAIAOU"の妖しく黒光りするファンク。アンビエントの始祖、ブライアン・イーノの連作でおなじみのLaraajiも参加している。
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