ニルヴァーナを中心としたグランジムーブメントが爆発した1980年代から1990年代、コートニー・ラブはホールのリードシンガーとして活躍し、1994年に発表した今作はセカンドアルバムにしてメジャーデビュー作となる。夫であるカート・コバーンの死からわずか7日後にリリースされたことも含めて物議を醸したが、その実は破格のロックンロールアルバムだ。オープニング曲"Violet"から展開される研ぎ澄まされたソングライティングとタイトな演奏、コートニーの躍動する感情とシャウト混じりのヴォーカルは、バンド音楽の魅力そのものを体現しているかのよう。中でもニルヴァーナからの影響と同時にそこへの反発を感じさせる"Miss World"は必聴。
その他のバージョン
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