I could be free

I could be free

ティーンエイジャーのころから女優/シンガーとして活躍し、独特な存在感を放ち続けてきた原田知世が1997年にリリースした自身13枚目のアルバム。ザ・カーディガンズやクラウドベリー・ジャムなどを手がけたスウェディッシュ・ポップの立役者、トーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎え、全曲彼の拠点であるタンバリン・スタジオでレコーディングされた1枚だ。ビンテージのアナログ機材を活かした懐かしくて暖かみのあるトーレお得意のサウンド・プロダクション/アレンジとポップなメロディ・センスが、ナレーターとしても活躍することが多い彼女の優しく、可愛らしく、でもどこかクールな歌声と抜群の相性を見せている。シングルとしてリリースされてヒットした60年代ポップ・フレイバーの “ロマンス” を筆頭に、アコースティックな “I could be free” や洗練されたサウンドの “PARADE” など収録曲のどれも完成度が高く、それまでの彼女とは一味違う新たな魅力を引き出すとともに音楽性を広げ、ありそうでなかった絶妙なポップ・ミュージックに仕上がっている。

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