ウィーンを拠点に活躍する田中彩子は、ソプラノの中でもとりわけ高い音域で装飾音を多用した非常に早いフレーズを歌う、ハイコロラトゥーラを得意とする稀有なソプラノ歌手。本作は、その歌唱技術にさらに磨きをかけた彼女のセカンドアルバム。ヨハン・シュトラウスⅡ世やモーツァルト、シューベルトなどウィーンで活躍した大作曲家たちの作品をメインに、おなじみのミュージカル作品も取り上げたどこまでも華やかで幸福感にあふれた作品。